ごめんなさい

 

       母とちょっと口論になり、言っちゃいけないことを言ってしまった。



       『母さんはアニキの心配だけしてればいいでしょ』



       ふつうの家庭なら、小さい子どもの軽い寂しさやヤキモチで
       済む事だったかもしれないけど、我が家で言うとちょっと違う。

       兄は少し障害…というと大げさかもしれないが、そんな問題を持ってる

       そのせいかよくいろいろな問題を起こしてきた(今も)
       その度に色々過保護に助けたりしている両親を見てきてる。

       やっぱり昔はかまってほしかった面もあった
       (今はもうかまってくれなくてイイが)

       それをわかっていたのか母にとってはやっぱり重い言葉だったらしい。

       カッとなったとはいえ、やっぱり言っちゃいけなかったよなぁ。

       もうすぐ20才だってのに…
       今まで言わず我慢してきたのに…
       なんで今になって言ってしまったんだろう…



       本当にごめんなさい。